栄養士からひとこと
6月10日(土)昼食 黒酢酢豚
今回の酢豚は黒酢を使用した酢豚です。
黒酢とは玄米と麹、水を使って作るお酢のことです。
そのほかに小麦や大麦も副原料として使われることがあります。
黒酢の発祥は鹿児島県霧島市福山町で、アマン壺と呼ばれる専用の壺を使う伝統的な製法で作られています。
壺の中に麹と蒸した玄米、仕込み水を入れて屋外で発酵させ、1~3年もの期間をかけてじっくりと
熟成させて作られるそうです。
黒酢は長時間じっくりと発酵させるため、深い琥珀色をしているのが特徴です。
熟成の期間が長ければ長いほど、色合いや旨味が濃くなると言われています。
コクがあって風味豊かな黒酢を使用した酢豚は、普通のお酢で作る酢豚とはひと味違うおいしさです。