三線の響きがエネルギーになります

ご入居者ご家族で三線を演奏される方がいます。

お時間を見つけてはご面会くださり、音楽が大好きなお母様に

お歌と三線の演奏をお聴かせくださいます。

お母様も演奏に合わせて手を動かしたり、拍手をしたり反応されていました。

この時演奏してくださった曲は

「ふるさと」

「てぃんさぐぬ花」

「ばすぬとぅり節」

てぃんさぐぬ花は石垣などの歌で、ばすぬとぅり節は本島の歌とのことでした。

てぃんさぐぬ花は教訓歌でだそうです。ほんの一部ご紹介したいと思います。

ホウセンカの花は 爪先を染める 親の教えは 心に染みる

天の星々は 数えれば数え切れても 親の教えは 数え切れないものだ

夜の海を往く船は 北極星が目印 私を生んだ親は 私の目印

 

三線とは中国から琉球王朝に伝わり、そこから庶民にも親しまれるようになりました。

ニシキヘビの皮から作られており、3本の弦が張ってあります。

見た目にもとても美しい楽器で、音色は明るさや強さもある中に、どこか寂しげな様な懐かしい様なそんな音がします。

音楽が大好きなお母様と娘様の親子の繋がりがお母様のエネルギーになったようです。