栄養士からひとこと
7月10日(水)昼食 ジャージャー麺
暑い日にピッタリの麺料理「ジャージャー麺」です。
中国発祥の麺と言えば、ジャージャー麺の他に「担担麺」が代表的なもののひとつとして挙げられますが、ジャージャー麺と担担麺の違いをご存知でしょうか。
まず、日本でジャージャー麺と呼ばれるものは、本場では炸醤麺(ジャージアンミエン)と呼ばれ、中国の北部の家庭料理です。
豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、シイタケなどを炒めて作った「炸醤」と呼ばれる肉味噌を、茹でた麺の上に乗せたものを指します。
日本人向けに、甘めでピリ辛の味付けに改良がされており、発祥の地である本場中国のジャージャー麺は塩辛いそうです。
担担麺は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた麺料理を日本流にアレンジしていると言われています。
ジャージャー麺が野菜のトッピングで味を付けているのに対して、担々麺は、麻辣つまり辛さを大切にしていることが違いとされています。
中国人調理師が作る本格ジャージャー麺をお楽しみいただけたらと思います。